土質改良プラントを用いて地盤のしっかりした建築物を建てよう

土地改良の今後

工事現場

土質改良は、地盤を固結したり、強度増加を図ることで、地盤支持力を高めたり、透水度を小さくする効果が見込めます。中でも、地震大国をいわれるわが国では、地震に対する備えが必要不可欠となっています。下水道などの公共事業では、土質改良を必要とするため、街中で、よく土質改良プラントを目にする機会があります。その土質改良プラントは、セメントを多く使用する場合には、セメントサイロを必要とするため、一定の設置ヤードが必要となります。また、施工ヤードの確保が困難な場合は、セメントサイロを用いないだけでなく、場合によっては、車上プラントといった移動式の土質改良プラントもあります。ただ、その場合は、コストアップにつながりますので、用地確保などの事前準備を徹底させなければなりません。ただ、用地ヤードが確保できるだけで、コスト差が大きくなるケースもありますので、土質改良プラントの位置づけは、重要な要素にあります。

わが国では、公共事業だけでなく、宅地造成においても、耐震性を踏まえた土質改良を必要とするケースが増えてくる可能性があります。そのため、従来型のポンプや、ミキサーではなく、自動化や、小型化といった施工機械の技術革新が図られることになります。その際、これまでは、広い施工ヤードを必要とした土質改良プラントも、狭隘なスペースでの設置が可能になることが期待できます。また、少ないセメント量で、これまでよりも高い強度発現が期待できるセメント開発や、施工法の開発も期待できます。そして、小回りが利く小型の施工機械では、これまでは、高コストにあった車上プラントといった移動式プラントのモバイル化も容易になる可能性があります。このように、これまでは、広いヤードを必要としていた土質改良プラントも、コンパクト化され、さらに需要を増やすことで、地震に強い国土づくり、あるいは安心した家庭を築くことが可能になる時代が到来することが期待できます。