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確定申告が難しい相続税

電卓を持つ人

一般の人では難しい申告

相続税申告は、一般の人でも行える所得税の確定申告とは異なり、非常に難しい申告です。なぜなら、相続税申告は遺産の種類や価額、法定相続人、生前贈与など様々な要素が絡み合い、計算が複雑になるからです。そうした理由から、相続税申告は税理士に作成を依頼する人が大半を占めます。そんな相続税申告で一番難しいところは、遺産の価額を算出する事です。例えば、土地を相続した場合、路線価方式または倍率方式により、相続税評価額を計算します。路線価方式では、不特定多数の人が通行できる道路に設定された路線価を、その道路に面した土地の地積に補正率と共に乗じて評価額を計算する方法です。土地の形状によって様々な補正率を使用するため、税理士でも計算が難しい方法と言えます。倍率方式は、路線価が設定されていない道路に面した土地に、その地域において地目にごとに設定された倍率を乗じて計算する方法です。他にも、生前贈与やみなし相続財産なども課税対象なるケースがあります。例えば、被相続人が死亡した日から遡った3年間に行っていた生前贈与や、相続時精算課税制度を選択した場合の生前贈与、あるいは被相続人が死亡した事で受け取る保険金や退職金などが課税対象となります。これらは、納税者が課税対象と気付かないケースもあるため、税理士に依頼していれば確認され、申告漏れとなる事はありません。つまり、相続税申告は一般の人では難しい申告であり、税理士の協力を得た方がスムーズに申告を終える事ができます。